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「プロのお仕事」言葉こころ所作研究所コラム<第7回>

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コラム再開です。
再開の1回目は、「プロのお仕事」についてです。

久しぶりのコラムです。
ちょうど今、夏休みという方、多いのではないでしょうか。
夏休みになると思い出す「プロのお仕事」についてです。

今回は、獣医さんについてです。
これぞプロ!信頼度100%という獣医さんのお話です。

2年前の夏休みのことです。
いつものように夏休みに出かけるためにわが家のワン仔、プラトンをペットホテルに預けました。
夏休みから帰ってきた私たちを待っていたのは、咳をするプラトンでした。
とても苦しそうに何度も何度も咳をするプラトン。

犬も夏風邪をひくのかしら?と思いつつ、いつも診てもらっている獣医さんのところへ行きました。

いざ診てもらう段になると、咳をしないプラトン。
うちでは、あんなに苦しそうに何度も咳をしていたのに、どうしちゃったの・・。と思っていたら・・・。

なんと!決してうまく説明をしたとは思えない飼い主(私です)の説明を聴いたDr.Nの見事な・・・犬の咳真似、2種類。
「それでは、どんな咳だったか、これを聞いて下さいね。
1番「△♯●♭×◎□◇#△●!!」
2番「●△×◇□♯♯××○◎!」

えっ?なに?なに!?先生もしかして、見ていらしたのかしら?と思うほどの咳の症状を再現なさるではないですか。
驚きました!江戸家猫八も真っ青、犬の病気の咳真似です!!
なんと、2番の咳の真似は、プラトンの咳と全くと言っていいほど同じでした。
「先生、2番の咳です。まさにその咳です!」
「ああ、そうですか。伝染性ケンネル風邪ですね。可哀想にね。」
と、優しくプラトンに話しかけて下さるDr.N

咳の種類が、分かれば診断は、間違えることも無い訳です。
8種ワクチンを打っていても、防げなかった伝染性ケンネル風邪でした。
ペットホテルの環境が、かなり劣悪だったのでしょう。
そういえば、プラトンお気に入りのクッションもどろどろに汚れて返ってきました。

そんな劣悪な環境で過ごした可哀想なプラトンも正しい診断の下、お薬を1週間ほど飲んで、すっかり元気になりました。

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(元気になったプラトン)

お見事!感謝ですm(__)m
信頼できる素晴らしいドクターに巡り会えて本当に幸せです。そして有り難いことです。

口のきけない犬を診断するには、多くの病院で血液検査やレントゲンなどで診断をしています。
勿論、正確なデータがあれば、診断は、正しく行われるのですから当然のことです。
こちらの病院でも血液検査やレントゲン等もしています。
ただし、これくらいのことでは、Dr.Nは血液検査をしません。
なぜならば、すぐに診断がつくからです。
血液検査をしなくとも、Dr.Nのように咳の症状で診断の下せるドクターは、プロ中のプロ!咳真似、完璧でした!お見事!
これぞプロのお仕事!と尊敬してしまいました。

その上、こちらの病院には、とても明るく綺麗な品のある奥様先生もいらっしゃいます。笑顔がとてもチャーミングです。Dr.Nの優しさいっぱいの笑顔もこの奥様先生に支えられてのことなのだろうな。などと勝手に想像しています。

病気を移されたペットホテルにこりてから、今年の夏もプラトンは、Dr.Nの病院にお世話になります。先日も電話した際、奥様先生が電話にでられました。
予約の旨をお伝えしたら、
「お暑うございますね。お元気でいらっしゃいますか。どうぞ、今年もいらして下さいませ。」
なんて嫌みの無いご挨拶でしょう。文字では、伝えられませんが、この音声表現は、まさに、「声は、人なり。言葉は、心なり」でした。

Dr.Nに許可を頂いたので、お名前を皆様にもお伝えしましょう。
頼りになるDr.Nご夫妻の病院は、杉並区にあります。
成田犬猫病院です。Dr.Nは、成田英明先生です。

感謝を込めて。
ましのせつこ拝

余談ですが、「医者と味噌は古い方がいい」と言っていた祖父の言葉を思い出しました。医者は、経験豊富な方がいいということでしょう。しかし、経験豊富といっても、成田先生のように、犬の症状を真似できる獣医さんが、日本にどのくらい、いるでしょう。期待以上の診察を受けることができることに感謝しています。

(文:ましのせつこ)

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